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「漢字に託した日本の心」笹原 宏之

おすすめ本2021.09.27

題名
漢字に託した日本の心
作者
笹原 宏之
出版元
NHK出版
初版
2014/6/6

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漢字関係の本で、どれが一番おすすめかと聞かれたら、この本だと答えます。
 もともと漢字は「まあまあ面白い」と感じてはいたのですが、それがこの本を読んで「すっごく面白い!!」になりました。
 教師の興味や熱量というのは、授業に大きな影響を与えます。先生が「漢字、めっちゃ面白いぞ!」と思っていた方が、子ども達が漢字好きになる確率も高まると思いませんか。


 この本を読むだけで、漢字の歴史や、日本における漢字使用の特徴、地名や人名の特殊な漢字、漢字文化の未来について・・・
今まで考えたこともなかったような漢字の世界が、ぐっと広がります。「NHKカルチャーラジオ 歴史再発見」の「漢字と日本語の文化史」をベースにしてあるそうなので、読みやすく、サクサク進められます。自分達の漢字の使い方や意識についても、見直すきっかけになります。
 この本を通して、ぜひ漢字との新たな出会いを果たしてください。【山本】