おひさまプロジェクト

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アニメを授業で使う

教育情報2021.10.25

真面目で熱心な先生ほど、「あれも教えなきゃ、これも教えなきゃ」と一生懸命になり、教案にいろいろ詰め込んでしまいます。
授業はギュウギュウ、先生は予定を終わらせようとピリピリ、生徒はグッタリ・・・それでは、せっかくの熱意も、良い内容の授業も、もったいないです。先生も、ちょっと肩の力を抜いてみましょう。
そして、生徒にとっての息抜きの時間も入れてあげましょう。

当時、まだまだ駆け出しの教師だった私に、「アニメとかドラマも、授業中に5分とか10分、見せちゃえばいいのよ。」と、さらっとおっしゃったのは、ベテランの先生でした。
知識も経験も豊かなその先生の一言は、まさに目からウロコでした。「そうか、別に見せちゃいけないなんてルールはないんだ。」と気づくことができました。

子どもたちは、映像が大好きです。集中してがんばって、少し疲れてしまった時でも、映像は「別腹」です。アニメを一緒に見て、その内容について話すことで、「聞くこと」と「話すこと」の練習になります。プリントも用意すれば、「書くこと」「読むこと」にだってつなげられます。アニメも、楽しく使える「教材」です。

日々日本では新しいアニメが生まれています。
子供達に受けの良いアニメは年齢によって異なりますので、そこを注意しながら色々試してみてください。
授業中に見せた、たった10分のアニメがきっかけで、アニメが大好きになり、日本語もぐんぐん上達したお子さんもたくさんいます。ぜひアニメを授業でも活用なさってみてください。


参照:https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2007_07/070705.pdf

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