おひさまプロジェクト

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【福島県議会の皆様による海外派遣研修・オランダ教育視察を担当】

お知らせ2025.11.21

本日、福島県議会の皆様によるオランダ教育視察が、無事に幕を閉じました。
今回の視察は、私たちにとっても新しい挑戦となる特別なプログラム。
これまでの「オランダ教育視察」とは一味違い、『福島の復興』を大きなテーマとして据えた内容でした。

今回の視察には、ライデン大学の学生、日本の大学からの交換留学生、そしてインターン生も参加。
世代も国籍も異なるメンバーが一堂に会し、福島について語り合う光景は、まさに「学びの越境」そのものでした。

グループワークやポスター発表では、それぞれの視点から未来へのアイデアが次々と飛び出し、参加した全員にとって刺激の多い時間に。
東日本大震災から今日に至るまで、福島が歩んできた道のりを改めて振り返ることで、私たち自身にも多くの気づきが生まれました。
ただ「過去の出来事をたどる」ではなく、「これから何をつないでいくのか」を考える、大切な機会になったと感じています。

実は、オランダ教育以外のテーマ――震災や原発を扱ったプログラムをご用意したのは今回が初めてでした。
最初は手探りの部分もありましたが、真摯に耳を傾け、誠実に向き合ってくださる皆様の姿勢に励まされ、
「もしこれからも福島の未来に寄り添えるのなら、私たちも挑戦し続けたい」
そんな思いが自然と芽生えていきました。

福島が歩む復興の道に、ほんの少しでも寄り添い、共に未来を描くことができたなら――
これほど光栄なことはありません。

今回の視察に関わってくださったすべての皆様、そして協力してくれた学生・インターンの皆さん、
心より感謝申し上げます。