教育情報2021.09.23
「日本語は将来役に立つから」という理由が、日本語学習の動機になり得るのは、小学校高学年以降です。
幼いうちは、学校で大切な現地語が優先になるのも、目の前の楽しそうなゲームやスポーツに目がいくのも自然なことです。
ですから、「ひらがなの『あ』を20回書きなさい!」と言われてお子さんが途中で投げ出してしまっても、漢字の書き取りを進んでしてくれなくとも、どうぞがっかりなさらないでください。
子どもたちは、日本語を勉強したくないわけではないのです。
日本語の勉強が楽しければ、子ども達はどんどん学びます。
そして学んで「わかった!」という達成感を得ることで、さらに学習は進みます。
たのしい日本語学習の為の教科書、これが『おひさま』のベースとなるものです。